2024年の夏ドラマとして現在放送中のドラマ「笑うマトリョーシカ」。
同時期に放送されている「海の始まり」や「ブラックペアン シーズン2」などが話題に昇る機会が多く、「笑うマトリョーシカ」はあまり知名度が高い作品ではありません。
しかし、実際に視聴した方を中心に密かにも面白いと注目されているのはご存知ですか?
水川あさみさんが主演を務める当作品は、2021年に文藝春秋から出版されたミステリー小説を原作とした作品で、かなりストーリーが深くて面白いと高い評価を集めています。
2024年8月9日時点で6話まで放送されていますが、一体どのようなミステリー作品なのでしょうか。
今回は2024年夏ドラマとして放送されている「笑うマトリョーシカ」について、
などを中心に、詳しく紹介していきたいと思います。
「笑うマトリョーシカ」が気になっている方には必見の記事ですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「笑うマトリョーシカ」が面白いと話題に
2024年夏ドラマとして2024年6月28日より放送が始まった水川あさみさん主演のドラマ「笑うマトリョーシカ」がかなり面白いと話題なっています。
そんな密かに注目を集めている「笑うマトリョーシカ」ですが、一体どのようなドラマなのでしょうか。
まずは作品情報と物語のあらすじから詳しくみていきましょう。
作品情報
原作:笑うマトリョーシカ / 早見和真
脚本:いずみ吉紘、神田優
ジャンル:ミステリー、ヒューマンドラマ
監修:須山義正、武田一顕、岡本直也など
放送局:TBSテレビ
製作:共同テレビ、TBSテレビ
放送開始日:2024年6月28日(金)夜10時〜
主題歌:Sunshade / 由薫
主なキャスト:水川あさみ、玉山鉄二、高岡早紀、櫻井翔など
あらすじ
《あらすじ》
2022年4月に発足した新内閣には、リベラルな言動で注目を集めた若手議員の清家が厚生労働大臣として入閣していた。
同時期、取材で清家の地元・愛媛を訪れていた東都新聞文芸部の記者・道上香苗は、母校の担任から興味深い人物の話を耳にする。
表に出ていないある人物の存在を確かめるために、道上は各所の関係者に取材を申し込むのだが––––。
ある人物を追い始めたことを機に、道上は隠された野望や陰謀、そして裏切りなどの確執を目の当たりにしていく。
面白いと評判なのに視聴率は高くない
「笑うマトリョーシカ」の実際の視聴率ですが、実は下記のような低調な数字が続いており評判に比例していません。
エピソード | 世帯視聴率 | 個人視聴率 |
1話(6月28日) | 5.3% | 3.1% |
2話(7月5日) | 4.7% | 2.6% |
3話(7月12日) | 5.2% | 2.8% |
4話(7月19日) | 5.9% | 3.0% |
5話(7月26日) | 5.3% | 3.0% |
6話(8月2日) | 5.2% | 2.8% |
数字を見れば分かるように、一度も視聴率は二桁に到達しておらず、お世辞にも高いとはいえないですよね。
その一方で、TVerで配信された第1話は放送から4日後には再生回数が100万回を突破するなど、好調な数字を示していました。
視聴率が伸びなかった理由としては、7月からの放送だと勘違いして第1話を見逃した方や、72時間テレビと被ったこと、そしてパリ五輪の中継と重なったことなどが挙げられているようです。
なかなか視聴率は伸び悩んでいますが、TVerの数字からは作品がしっかり評価されていることが伺えるのではないでしょうか。
視聴者からの反応は?魅力は何?
最後に、実際に「笑うマトリョーシカ」を視聴した方の反応を交えながら作品の魅力を紹介したいと思います。
「笑うマトリョーシカ」の視聴者の感想を調べてみると、下記のような投稿が見られました。
「笑うマトリョーシカ」を実際に視聴したの感想を見る限りでは、
- 先の読めない展開
- 登場人物の掘り下げ
- 櫻井翔の演技力
などを魅力的なポイントとして挙げている方が多いようです。
「笑うマトリョーシカ」はただの事件の解決に迫るだけのミステリー作品ではなく、疑いがかけられる人物を徹底的に掘り下げているのが特徴的ですよね。
次から次にさまざまな登場人物の点と点が繋がっていき、より事件を複雑にしていきます。
王道的なミステリードラマでありながら、それぞれが抱える事情や思惑を徹底的に掘り下げて織り交ぜることにより、更に作品に深みを与えているといえるのではないでしょうか。
また、実は原作の小説版では水川あさみさんが演じる道上香苗ではなく、櫻井翔さんが演じる清家一郎が主人公として描かれています。
同じ物語ですがドラマと小説で全く視点が違うのもまた、当作の魅力の一つですね。
まとめ
以上、今回は低視聴率ながら面白いと評判の「笑うマトリョーシカ」について紹介しましたがいかがでしたか?
最後に本記事で紹介した内容をまとめると、
・「笑うマトリョーシカ」の作品情報
→小説が原作でドラマでは水川あさみが主演、櫻井翔なども出演している
・どんな作品?
→とある記者が若手議員である清家の裏に隠れた人物を調査するミステリードラマ
・作品の魅力は何?
→徹底的に登場人物を掘り下げ、各々の事情と思惑が交錯する奥深いストーリー
となります。
まだ6話ですが、既にかなり充実した内容の回続きで、視聴者からは「このボリュームでまだ中盤なの?」といった驚きの声が上がっているほどです。
果たしてここからどのように物語が解決に向かうのか。
最後まで目の離せない展開が続きそうなので、見逃し厳禁ですね!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。