新しいクールが始まり、各曜日や各放送局で随時ドラマが始まっていますが、その中で「新宿野戦病院」が早くも炎上していると話題になっています。
開始早々からそんなことがあって大変なのだろうかと思いますが、いったい何があったのでしょうか。
今回は、新宿野戦病院が炎上した理由を中心に、キャラクターやあらすじなどドラマの内容についても紹介します。
新宿野戦病院がひどいと批判炎上した理由
新宿野戦病院が炎上した理由はいくつかあります。
その内容は下記の通りです。
- クドカンのコメントがひどい
- 塚地武雅のキャラクター設定
- 小池栄子の英語力
特にクドカンさんのコメントがひどいようで、後述するドラマの設定はかなり重い内容にも思えるのですが、下記のような何とも軽い感じの発言をしています。
舞台は新宿歌舞伎町。トー横、ホスト、反社、オーバーステイの外国人、ホームレス、コンカフェ、ラーメン二郎。よく考えたら、まるで僕のために用意されたようなワクワクする設定。
引用:https://www.fujitv.co.jp/shinjuku-yasen/
登場する人物がどれも重そうな感じで訳がありそうなのですが、ワクワクする設定とか僕のために用意されたというにはかなり違和感を覚える内容です。
炎上目的なのかはわからないですが、デリケートな内容なのにこのようなことを言うのはちょっと変だという声がいくつかありました。
他にも、小池栄子さん役柄が外国人という設定ですが、英語力がかなりひどいことや、塚地武雅さんの演じるキャラがジェンダーアイデンティティーとか言うよくわからないキャラ設定があり(しかも後に文言を説明文から削除)、早くも燃えているようです。
新宿野戦病院がひどい?原作は漫画や韓国ドラマ?
野戦病院について、炎上した経緯を紹介しましたが、この作品について他にもどんなものかについて紹介します。
本作品の原作者や原作の有無、ストーリーの簡単なあらすじについて、作品をすでに見ている方もこれから見る方も情報として頭に入れておくことで、より作品を楽しめるでしょう。
原作は漫画や韓国ドラマ?
新宿野戦病院には原作になる物はなく、完全オリジナルドラマです。
韓国ドラマのリメイクという声もありますが、そうでない作品となります。
近年では原作ありきの作品も多いですが、この作品はそういったものに頼らず、脚本家の方の実力が試される作品です。
なので、事前に物語りの結末が分かってしまうこともないので、どんな風に進んでいくのかなど楽しめるでしょう。
脚本家は宮藤官九郎
本作の脚本家は、脚本家として名高い宮藤勘九郎さんです。
クドカンとの愛称でも親しまれている方であり、「木更津キャッツアイ」や「あまちゃん」など数多くの作品を手掛けています。
独特のユーモアのセンスを感じる脚本であり、それだけでもこの作品が面白いのではないかと期待が持てるところです。
先ほど紹介した炎上発言も、そんなユーモアから出た話かもしれません。
あらすじ・見どころ
野戦病院という名前なので、なんだか新宿が戦争になったかのようなイメージを抱きますが内容は違います。
「聖まごころ病院」という新宿歌舞伎町にある病院が舞台で、土地柄の関係から様々な事情を抱えた患者さんを相手にするという話です。
その病院に、アメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマンが来るわけですが、そこからさまざまな展開を広げていく内容です。
キャスト
炎上したことで注目を集めてしまった新宿野戦病院ですが、キャストについて数多くの魅力的な方がいますので紹介します。
複数の作品で活躍されている方が多く、キャストを見ずしてドラマを切ってしまうにはもったいない方が多いです。
本記事の締めとしてキャストについて紹介しますので、ぜひ最後まで見ていってください。
ヨウコ・ニシ・フリーマン/小池栄子
大河ドラマなどにも出演し、今は女優としても活躍している小池栄子さんが、今回は主役を演じます。
アメリカ国籍・東京出身の女医であり、過去にはアメリカ軍医として活躍していた人物となのですが、中東に派遣された際に治療した兵士に託された物を持ち、日本に向かいました。
そこから、色々な人と出会うことで、より大きな経験を彼女は積んでいきます。
高峰享/仲野太賀
元々医師の家系であり、金儲けを第一に医師をしている「高峰享」を仲野太賀さんが演じています。
叔父の美容整形外科を継ぐ目的があり、新しく資格取得をするなど努力をしている面も見せていますが、お金儲けだけではなく有名人との交遊もひけらかすなど、いけすかない面も強いキャラです。
次に紹介する南舞に一目ぼれしており、彼女の前では紳士的な一面を見せます。
南舞/橋本愛
「南舞」を演じるのは橋本愛さんです。
NPO法人「Not Alone」を運営している女性で、とても正義感にあふれています。
その正義感にあふれている強い心情を感じさせるとともに、貧しい人たちであってもみな救いたいという気持ちを感じるキャラクターです。
高峰はずき/平岩紙
聖まごころ病院に勤めるソーシャルワーカー(生活相談員)役の「高峰はずき」を演じるのは平岩紙さんです。
医師になろうとして頑張ったけどその道を諦めたのち、ソーシャルワーカーになったのですが、医師になれなかったことなどにコンプレックスを感じています。
医師の家系であり、病院を継ぐために何とかして医師と結婚するために婚活中です。
横山勝幸/岡部たかし
かつては医師としてのプライドを持っていたけど、今やすっかり落ちぶれてしまった医師「横山勝幸」を演じるのが、岡部たかしさんです。
パパ活に興味があるということで、見た感じもどこか生気がないようなやや自堕落さが見える容貌をしています。
ドラマの進行によっては、どこかで再びかつての向上心を戻すことはあるのでしょうか?
田島琢己/馬場徹
歌舞伎町ということだけあり、性病関連などの病気にかかわる医師をしている「田島琢己」を演じているのが馬場徹さんです。
見た目がいいことから女性患者に大変人気があるようで、歌舞伎町でも大きな人気のあるキャラクターになります。
何か裏で大きな意志を持っている側面があるようです。
堀井しのぶ/塚地武雅
前述したとおり、炎上の原因となったキャラ「堀井しのぶ」を演じるのが、塚地武雅さんです。
芸人だけではなく、俳優としても幅広く活躍しており、かなりチャーミングな性格をしています。
看護師長にもなっており、問題のある患者さんにも物おじしないほどの胆力の強さも持っている方です。
若井あかね/中井千聖
NPO法人「Not Alone」の南舞(橋本愛)と共に働くスタッフ「若井あかね」を演じるのは中井千聖さんです。
活動している場所が場所であるためか、やや個性的な髪型をしている女性であり、個性的なイメージを与えます。
南舞と同じように、誰にでも命や権利が保障されるべきとして日々活動したいという信念を持っています。
村木千佳/石川萌香
聖まごころ師院の看護師として働くうちの一人である「村木千佳」を演じるのが石川萌香さんです。
過去にトー横キッズだったもので、そこから救われた恩があるため、日々病院で患者に向き合っています。
本ドラマでは同じような境遇の子が出てくるでしょうが、その人たちとの関連もあるかもしれません。
吉野勇介/萩原護
「吉野勇介」は萩原護さんが演じています。
彼も看護師として聖まごころ病院で働いており、この病院に救われた過去を持っています。
ストーリーの内容だけあり、この病院にはかなり分けがある人物も多いみたいです。
岡本勇太/濱田岳
紹介画像を見ていると、なんだか釣りでもしに行きそうな感じの姿をしている「岡本勇太」を演じるのが濱田岳さんです。
本作では歌舞伎町の交番勤務をしている警察官であり、周囲の住民には舐められているキャラです。
ただし、警察としての仕事をしていないわけではなく、喧嘩などで倒れている糸を病院に運ぶなどいろいろな場面で主人公たちと関わります。
リツコ・ニシ・フリーマン/余貴美子
ヨウコ・ニシ・フリーマンの実の母「リツコ・ニシ・フリーマン」を演じるのが余貴美子さんです。
ジャズシンガーとして暮らしており、ニューヨークでデビューすることを夢見ている女性であります。
ヨウコの性格についても、母親譲りな面が強いです。
白木愛/高畑淳子
聖まごころ病院の金庫番であり、どんな仕事も引き受ける「白木愛」を演じるのが高畑淳子さんです。
長年勤めていることもあって、色々な情報を知っているなどちょっと食えない感じのキャラクターを演じています。
場合によっては敢えて悪者になるなど、単に知恵が働くタイプだけでもない側面もあります。
高峰啓三/生瀬勝久
本作品でかなりのキーパーソンになりそうな「高峰啓三」を演じるのが生瀬勝久さんです。
聖まごころ病院の院長である高峰啓介の弟であり、別の業界で成功を収めているもので、兄を常に馬鹿にするしぐさが目立ちます。
病院の土地を自分のものにして、新しいことを始めようとしたいようで、物語において何か重要なイベントを起こす人物となることは間違いないでしょう。
高峰啓介/柄本明
聖まごころ病院の3代目院長役である「高峰啓介」を柄本明さんが演じています。
彼もかつては名医であり、多くの患者を救ってきたことから歌舞伎町で「赤ひげ先生」と呼ばれるほど素晴らしい方でした。
しかし、医療費の未払いや病院の老朽化などで経営が立ち行かなくなり、アルコール依存症で一線から退いている状態です。