2023年8月10日に公開予定の日本製作映画のリボルバー・リリー。
主演の綾瀬はるかさんをはじめ、豪華キャストが勢揃いで話題となっていますが、ストーリーやあらすじはどんな展開になるのでしょうか?
そこで今回は、映画リボルバー・リリーの原作あらすじと、豪華キャストもあわせてご紹介していきます。
①映画リボルバーリリーの原作は?
映画リボルバー・リリーには原作があるということが、公式ホームページでも明らかになっています。
この度公開されるリボルバー・リリー映画版についてと、原作の基本情報を調査してみました。
映画リボルバー・リリーと原作の基本情報
映画「リボルバー・リリー」は、行定勲監督が手掛けた最新作映画で、2023年8月10日から全国の劇場で公開予定です。
原作は映画とタイトルが同じ「リボルバー・リリー」という、作家の長浦京(ながうらきょう)が書いた講談社文庫から2017年に出版された小説。
「リボルバー・リリー」は長浦京の2 作目であり、第 19 回大藪春彦賞を受賞した文学作品です。
長浦京はハードボイルド系作品の担い手として、注目されている作家のひとりでもあります。
長浦京の作品の中から初めての映像化作品となる「リボルバー・リリー」の主要登場人物を、原作と照らし合わせて見ていきます。
映画リボルバー・リリーの主な登場人物/キャスト
映画リボルバー・リリーの主な登場人物と豪華キャストについてご紹介していきます。
行定勲監督もtwitterで、「とにかく俳優たちが良い」とお話ししていました。
役名が明かされていないキャスト陣が多く、今のところ詳細は謎に包まれたままです。
- 小曾根百合/綾瀬はるか【元諜報員・S&W M1917リボルバーの使い手】
- 奈加/シシド・カフカ【中国の元馬賊・やくざの水野寛蔵に仕えた女】
- 岩見良明/長谷川博己【弁護士】
- 細見慎太/羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズ Jr)【陸軍資金の鍵を握る少年】
- ???/豊川悦司
- ???/清水尋也
- ???/ジェシー(SixTONES)
- ???/古川琴音
- ???/佐藤二朗
- テーラーの滝田/野村萬斎【滝田洋裁店の店主】
他にも内田朝陽、吹越満、阿部サダヲ、橋爪功、板尾創路などの有名俳優陣が多数キャスティングされていました。
映画で表現化されるストーリーについての、詳しい内容は明らかにされていません。
シシド・カフカさんが演じる奈加が二丁拳銃づかいであること、ジャニーズJr.の羽村仁成さんがカギを握る少年ということは割とメディアに露出されています。
今後、徐々にSNSやホームページ上に様々な情報が少しずつ、公開されていくのかもしれませんね。
映画リボルバーリリーのあらすじをネタバレありで結末まで!
映画リボルバー・リリーのあらすじを、原作を参考にネタバレありで結末までご紹介していきます。
映像化された「リボルバー・リリー」では、映画史上最強といわれるダークヒロインを、綾瀬はるかさんが演じます。
映画リボルバーリリーあらすじ①百合と岩見
1924年帝都東京、大正末期。
欲望がむき出しになった人間たちの思惑が交錯する中、明日の「生」に向けた伝説が幕を開きます。
「最も排除すべき日本人」といわれる元諜報員の小曾根百合(綾瀬はるか)は、奈加(シシドカフカ)と銘酒屋を営んでいました。
以前百合と奈加はやくざの水野寛蔵に仕え、百合は寛蔵の子供を授かり出産しましたが中国南京で寛蔵と子供を亡くしています。
その後、百合は水野寛蔵の仲間である筒井国松と老狼ルパを連れて日本へ帰国しています。
弁護士の 岩見良明(長谷川博己)は、ヤクザに拉致されそうになったところS&WM1917リボルバーを持つ小曾根百合に助けられ、恩返しを約束するのです。
映画リボルバーリリーあらすじ②百合と慎太
13歳の細見慎太は父の都合で偽名を使い秩父に引っ越しました。
慎太は思春期真っ只中の中学生であり、学校には居場所がなく老狼ルパと暮らす筒井国松と出会い親しくなります。
急に父から陸軍資⾦の秘密が書かれた封筒を託された慎太は、陸軍などの組織に追われるようになります。
慎太は親しくなった筒井国松から「小曾根百合を頼れ」と教わり、百合を頼り、ともに行動することとなりました。
百合と慎太は、二人を追う陸軍や組織を欺き、交わしながら道を歩んでいきます。
映画リボルバーリリーあらすじ③逃走
百合と慎太を追う主要人物が3名いることが判明しました。
ひとりは、陸軍大佐小沢、次に水野寛蔵の後継息子である水野武統、そしてドイツ人ハーフの津山ヨーゼフ清親大尉です。
百合と慎太は最終的に追い詰められ、助けを求めるためには自力で海軍省に行くしか方法はなくなり、それでも海軍省を目指していきました。
海軍省へ行くと、かつて百合がリボルバーで救った弁護士の岩見の恩返しで、山本五十六海軍大佐に助けてもらえるのです。
山本五十六に出会うまでに、兵士ややくざが大勢で百合と慎太を取り囲み、助かる道は憚られて爆発や銃撃戦となります。
慎太はとうとう軍に銃を突きつけられてしまいますが、弁護士の岩見が敵を銃で撃ち放って助かりました。
その後百合と慎太は山本五十六に助けを求めることに成功します。
映画リボルバーリリーあらすじ④結末
1年後、慎太は山本五十六のはからいでスイスで英語、ドイツ語、フランス語を学び寄宿学校に編入します。
慎太は7年後に必ず百合に会いに来ると約束して、百合はたくさんのお菓子を持って慎太を見送りました。
慎太を見送った百合の背後には当時の関東軍が尾行していることに気付き、バッグの中のリボルバーを握りしめるのです。
まとめ
映画リボルバーリリーは、日本の大正時代の街並みや風景を制作した大型ロケ地で作られた映画ということがわかりました。
監督の行定勲さんも、とにかく俳優陣が良いとお話ししており、時代背景に合わせたレトロなファッションや街並みも楽しみな作品となっています。
日本を代表するスリリングなスパイ映画になっていくはず、といわれる作品ですので、是非劇場に観に行きたいですね。