皆さんはPhantom Wallet（ファントムウォレット）というものをご存知でしょうか。Solanaをはじめとする複数のブロックチェーンに対応した仮想通貨（暗号資産）ウォレットサービスで、セキュリティを重視した設計なのに操作が簡単で幅広いユーザーに親しまれている話題のウォレットです。今回はPhantom Wallet（ファントムウォレット）の使い方や特徴、長所や短所についてご紹介します。
Phantom Wallet（ファントムウォレット）とは
Phantom Wallet（ファントムウォレット）とは、Solanaブロックチェーンをベースに、Cointelegraph推奨の投資すべき仮想通貨など複数のブロックチェーンをサポートするマルチチェーン対応仮想通貨ウォレットです。セキュリティを重視した設計で初心者から上級者まで簡単に扱える魅力的なウォレットです。デスクトップ版と、いつでもどこでもアクセス可能なモバイルアプリ版が提供されており、効率的な管理が可能でありながら特にSolanaエコシステムを活用しているユーザーに人気があります。
Phantom Walletの特徴
Phantom Walletの特徴としてマルチチェーンに対応したウォレットで、特にSolanaエコシステムとの相性が良く、利便性に優れているとされています。Solanaブロックチェーンのネイティブトークンである仮想通貨SOLのステーキングが可能で保有しているSOLトークンをネットワークに預けるだけで簡単に報酬を得ることもできます。その設計も特徴があり、幅広いユーザーが使いやすいと感じるような設計で仮想通貨ウォレットを使用した経験のない人でも利用しやすいと言われています。セキュリティ面でも複数のセキュリティ機能を搭載しているので不正なトランザクションやスパムNFTを事前にブロックすることができます。
Phantom Walletの使い方
Phantom Walletの使い方はシンプルで、公式サイトからダウンロードするのであればiOS・Androidの選択しダウンロード、またはストアからダウンロードする方法もあります。ダウンロードしたらウォレットを作成していきます。アプリの「Create New Wallet」から「Protect your Wallet」の画面にて生体認証（Face IDや指紋認証など）をオン、シークレットリカバリーフレーズを設定して「Get Started（始める）」から始めることができます。
Phantom Walletの長所と短所
ここからはPhantom Walletの長所と短所についてご紹介していきます。
Phantom Walletの長所
Phantom Walletの長所は直感的な操作で、仮想通貨ウォレット初心者でも利用しやすい点、デスクトップ版とモバイルアプリ版（iOS、Android）がある、NFTマーケットプレイスやDeFiプラットフォームと接続でき、複数のプラットフォーム間で取引できる点、マルチチェーンに対応しており、各種トークンの保管や送受信が可能なことなどが挙げられます。
Phantom Walletの短所
Phantom Walletの短所としては利用する際の手数料が一律0.85%かかってくる点、少量ではあるもののSolana（SOL）をネットワーク手数料として支払う必要があること、Ledgerでのブラウザおよびモバイルのサポートが制限されており、現時点では Ledgerデバイスは、Firefoxブラウザ上のPhantomまたはPhantomのモバイルアプリケーションと統合されていない点が短所とされています。
まとめ
今回はPhantom Wallet（ファントムウォレット）の使い方や特徴、長所や短所についてご紹介しました。2021年に登場したまだまだ新しいウォレットのPhantom Wallet、短所と言われる部分が残るものの、その機能は間違いなく進歩し続けています。簡単な操作や高いセキュリティは間違いなくPhantom Walletの魅力と言えるでしょう。他のウォレットで満足していても一度使ってみる価値はあるのではないでしょうか。興味があればぜひ使ってみましょう。