衆議院東京15区補選などで、数多くの選挙妨害をしたことで逮捕者も出すほどなにかとお騒がせしている「つばさの党」は、ここ数日急にネットやTVで話題になっています。
ですが、どんな政党なのか急に出てきたので、その正体がよくわからない方も多いでしょうし、逮捕された3人の中で「根本良輔」という方がいますが、経歴が異色なので注目を集めていました。
そこで、つばさの党とはどんな政党なのかについてと同時に、党員である根本良輔氏とその妻である斎藤ゆり氏について紹介します。
つばさの党とは
つばさの党とは、黒川あつひこ氏が設立した政党であり、もともとは「オリーブの木」という名前で活動していたのが、2021年に政党名を変更したものです。
オリーブの木という党名は腐敗政治を打破するために、さまざまな政党が連帯して事に当たるというイタリアの政治運動から取られた名前となります。
党首は黒川敦彦氏で、国政及び地方にて選挙活動を行っており、2024年5月18日現在の党員は3名です。
つばさの党の目的は
つばさの党の目的は、特定の政治思想にこだわらず、独自で選択した政策をミックスさせたものであり、以前の党名であるオリーブの木の理念に沿っています。
HP上では「日本の歴史と伝統」ということを掲げていますが、消費税ゼロ、対米追従解消・反グローバリズム、ベーシックインカム導入、脱原発・再生エネルギー推進など政策はさまざまです。
党が進めたい政策を進め、場合によっては特定の政治思想とは違った方策をとるというのが、つばさの党のスタンスであります。
つばさの党の資金源は
つばさの党を運営していくうえで、政治活動をする資金源はどこから出ているかという疑問もあります。
資金源があまり公表されておらず、周囲からはかなり謎の部分があるのも事実です。
その資金源について一部公開されているのですが、会社名は明かされていないものの、代表の黒川氏から不動産会社やM&A事業の収益から運営資金を確保していると公表されています。
事業規模など詳しい説明はありませんが、政党を運営できるほどなので、かなりの金額を稼げていると思われます。
引用したツイッターの発言からは10億円稼ぐとしていますが、おそらく億単位の収益があるのでしょう。
その他にもyoutubeにて党のチャンネルも所有しており、そこからの広告収入などが活動費用に充てられています。
根本良輔のプロフィール
つばさの党について細かく紹介しましたが、次に党員である根本良輔氏について紹介します。
1994年06月21日生まれであり、両親は母親が韓国人、父親が日本人のハーフです。
東京都立石神井高等学校から、芝浦工業大学、東京大学大学院を中退からナンパ師である零時レイ氏に弟子入りし、培ったナンパ技術及び女性との関係をつづった情報商材「お願い私を捨てないで」を販売したという経歴があります。
情報商材の売上がよく、売り上げから発生した税金について考えていたところ、youtubeにて黒川氏の動画を見て共感し、声をかけもらったことから党員となったのです。
政治家としては「葛飾区議会銀選挙」「東京都議会議員選挙」「東京15区衆院補選」と出馬していますが、いずれも落選しています。
妻 斎藤ゆりのプロフィール
続いて、根本良輔氏の妻である斎藤ゆり氏について紹介しますが、お顔を見るとかわいらしい容姿をしており、元々はアイドル活動をしていた方です。
根本氏とはナンパで知り合った方であり、事実婚という形で同棲しています。
二人の間には子供が一人おり、二人で協力して子育てしていますが、斎藤氏自身もさまざまな活動をしており、旦那様と同様に世間で注目されていました。
妻 選挙活動
斎藤氏は、根本氏からの影響もあり、自身も選挙活動をしていた経歴があります。
政治家女子48党(旧NHKから国民を守る党)から2023年4月の新宿区議会議員選挙に立候補しており、子育て世代として子育て支援をすることを掲げていました。
しかし、選挙には落選しただけではなく、自身のXアカウントにて性的投稿をして炎上したという、こちらもお騒がせしていた過去があります。
斎藤ゆりのアイドル時代
斎藤氏は政治家をする前はアイドルをしており、「Luna✖️Holic」というグループの一員として活動していました。
2020年ごろから活動していたそうですが、コロナなどの影響もあってかアイドル活動での生活が困難だったもので、アイドルとして限界を感じていたそうです。
現在はアイドル活動をしていませんが、政治家をしながらアイドルに復帰したい思いもあるようで、ひょっとしたらまたアイドル活動をしている姿を見られるかもしれません。
まとめ
今回は、つばさの党の紹介とともに、根本良輔氏とその妻である斎藤ゆり氏について紹介しました。
良くも悪くも目立っている方たちであり、世間をお騒がせすることが多い方たちであり、経歴も異色なところがよく目立つ方たちです。
政党とともに今後の活動が一時制限されそうなので、しばらくは大人しくなると考えますが、ほとぼりが冷めたらまた世間をお騒がせするかもしれません。