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【2024前期朝ドラ】虎に翼のあらすじは?キャストや物語のモデル、見どころなどを紹介

虎の翼,あらすじ,モデル

毎年朝の15分放送されるNHKの連続テレビ小説ですが、2024年前期に放送される朝ドラは、「虎に翼」です。

第110作目となる「虎に翼」は2024年4月1日から放送開始で、以降半年間にわたり平日の朝8時から8時15分まで放送される予定となっています。

そこで今回は、放送開始を間近に控えたNHK連続テレビ小説の「虎に翼」について、

・作品のあらすじ
・主演は誰?
・物語のモデルは?

など、物語をより深く楽しめる情報を徹底的に調べてまとめてみました。

ぜひ放送が始まる前に当記事をチェックしておいてくださいね。

目次

虎の翼について

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引用:NHK

タイトルの「虎に翼」は中国出身の思想家の言葉で「強力なものに更に強力な力が加わる」といった意味になります。

日本語に最も近い言葉で例えるなら、「鬼に金棒」と同様の意味を持つ言葉です。

制作発表は今から約1年前の2023年2月22日で、主演に関しては今作はオーディションをおこなずに、オファーを出して決めたことも明かされていました。

では、次からはその「虎に翼」のあらすじとキャストなどを順々に紹介していきます。

あらすじ

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引用:サンスポ

舞台は昭和初期の東京。とある女子校に在学する猪爪寅子は、兼ねてから両親から「女性は学校を卒業したら結婚して、健康な子供を産んで、夫の代わりとなって家庭を守るもの」と教え込まれていた。

しかし寅子はその考えに疑問を呈しており、紹介されたお見合いを何度も断り続けてきた。

そんなある日、猪爪家に下宿人として暮らしている優三が通う大学にて、ある人物との邂逅を果たす。

その出会いを境に、寅子は母の大反対を振り切って弁護士になる夢を追い始めることとなり––––。

キャストと制作陣

下記が主なキャストと制作陣になります。

キャスト
猪爪寅子(いのつめ ともこ / 伊藤沙莉
猪爪はる(いのつめ はる)/ 石田ゆり子
猪爪直言(いのつめ なおこと) / 岡部たかし
米谷花江(よねたに はなえ)/ 森田望智
佐田優三(さだ ゆうぞう)/ 仲野太賀
桂場等一郎(かつらば とういちろう)/ 松山ケンイチ
穂高重親(ほだか しげちか)/ 小林薫


制作陣
制作統括:尾崎裕和
作:吉田恵里香
音楽:森優太
語り:尾野真千子
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」

主演を任されたのは女優の伊藤沙莉さんです。

伊藤沙莉さんはもともとダンサー志望だった一風変わった経歴の持ち主であり、女優業のみならず歌手との活動をおこなっている才色兼備な女優と言えるのでしょう。

これまでには2017年に放送された連続テレビ小説「ひよっこ」と2019年の「ひよっこ2」にて登場しており、またかつては子役としても活躍していて、今でも人気の高いドラマ「女王の教室」にも出演しました。

また、声優として2022年に公開された「すずめの戸締まり」にもキャスティングされており、神戸でスナックを経営している二宮ルナ役を演じています。

まさに長年にわたって多岐にわたる分野で経験を積んできた、経験豊富なマルチタレントとしての側面も持つ女優とも言えるではないでしょうか。

「虎に翼」の見どころ

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引用:サンスポ

作中の最大の見どころは、まだ男女差別の風潮が根強く残っていた昭和の時代に、寅子がどのようにして自身の夢を追い求めていくのかの過程です。

周囲や家族の反対、世間から勝手に決めつけられた女性の生き方に反発し、ひたむきに努力する姿は多くの視聴者に勇気を与えてくれるはずです。

物語の佳境では、日本を焼け野原に変えた第二次世界大戦に大きく翻弄されながらも、寅子は新たな夢を見つけて再び走り出します。

弁護士になった寅子が戦後の日本で何を見て、何を感じ、そしてどのような道で人々を支えていくのかに是非ご注目ください。

物語のモデルは女性弁護士?

物語の実際のモデルになったのは、かつて日本初の女性弁護士の1人であり、後に女性初の家庭裁判所長にまで上り詰めた三淵嘉子です。

三淵嘉子のプロフィール

名前:三淵 嘉子(みぶち よしこ)
生年月日:1914年11月13日
没年:1984年5月28日(69歳)
出身:シンガポール
職業:弁護士、裁判官

シンガポールで生まれた三淵嘉子は、その後日本に移り住み、東京女子高等師範学校附属高等女学校を卒業後は父の影響もあって本格的な法律を学びたいと思うようになります。

そこで当時唯一女子が法学を学べる学校だった明治大学専門部女子部法科に入学、その後明治大学法学部への編入を経て1938年に司法試験に合格しました。

当時日本初の女性弁護士として注目を集めますが、戦争で旦那や弟を亡くしてしまい、自身も戦争の混乱に巻き込まれてしまいます。

それでも困っている人たちを助けたいといった一心で裁判官を志し、1952年に名古屋で国内初の女性判事になりました。

以降は骨癌で亡くなる69歳まで、弁護士であり裁判官として多くの事件に携わっています。

戦争で家族を失い、翻弄されながらも、最後まで周囲の人間に尽くしたその人生が反響を呼び、今でも法律を学ぶ多くの若人から尊敬される存在として知られている人物です。

まとめ

以上、本記事では2024年4月1日から放送が開始される連続テレビ小説「虎に翼」について、あらすじやキャスト、モデルとなった三淵嘉子について詳しく紹介しました。

今回の記事の内容をまとめると、

・作品のあらすじ
→昭和初期の時代に弁護士を目指した女性の物語
・主演は誰?
→主演は伊藤沙莉さんが担当
・物語のモデルは誰?
→日本初の弁護士であり裁判官の三淵嘉子

となります。

毎作、非常に深みのあるドラマを展開してきた連続テレビ小説ですが、今回は更に奥深く、さまざまなことを考えさせられるドラマになるのではないでしょうか。

第二次世界大戦や戦後の急速な発展でまさに混沌とていた時代に、自身の夢を追って生き抜いた三淵嘉子を主演の伊藤沙莉さんがどのように熱演するのか、非常に注目ですね。

2024年前期の連続テレビ小説「虎に翼」は2024年4月1日から放送開始です。

是非この半年間、幾多の困難にも挫けずに生き抜いた寅子の姿を目に焼き付けてください!

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